ソフトバンクによるスプリント・ネクステル買収
ソフトバンクによるスプリント・ネクステル買収メモ
効果
不明・疑問
- 買収額 201億ドル(約1.7兆円) 株式70%取得
- スプリントの方式は CDMA, iDEN → FD-LTE、ソフトバンク: W-CDMA → FD-LTE、Willcom: TD-LTE
- 加入者数: スプリント 5,600万、ソフトバンク3,000万
- スプリントの WiMAXは、クリアワイヤ(50%出資)へ(WiMAX → TD-LTE)
効果
- LTE設備、端末調達(方式が違っていても)で、かなり有利になる。特に国内で競合する iPhoneに関して、総合的に調達コストを下げられれば、KDDIと料金差(収益差)をつけられる
- 米国の携帯電話基本料は、高止まり($30~$40)を続けている(接続料の発着課金により、通話の収益が得にくい構造)ため、米国版ホワイトプラン等で需要の掘り起こし
- 国内端末メーカー(特にソフトバンクへ供給している)も、米国販売の足がかりになる可能性
不明・疑問
- iDENの巻き取り CDMA一本化
- クリアワイヤ(TD-LTE)の必要性 → FD-LTE と クリアワイヤ TD-LTE への設備投資
国内もそうだが、ソフトバンク+ウィルコムの FD-LTE, TD-LTE、KDDIの FD-LTE, WiMAX と重複した投資が将来重荷になる懸念
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