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9月, 2021の投稿を表示しています

Googleドライブのストリーミングとミラーリング

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Googleドライブが新しくなり、ストリーミングとミラーリングが容易に切り替えできるようになった  いずれも G: ドライブ(利用中は別のドライブレターが割当)が作成されるが、ミラーリング時の G:ドライブは「Googleドライブ」フォルダのジャンクションらしく、どちらを変更しても互いに反映される ミラーリングからストリーミングへ切り替えた場合、上記の「Googleドライブ」フォルダは切り離され更新されなくなり、G:ドライブのみが対象となる 混乱を避けるため、切り離し後「Googleドライブ」フォルダの名称を変更して、旧パスではたどり着かなくしておくと安全かも ストリーミング は Googleドライブ分の容量を確保しなくてもよいのと、起動時にローカルの全ファイルとのチェックを行わないので、HDDで起動直後にストレージ使用率が跳ね上がるのを避けられる デメリットは、オンデマンドでデータを取得するためサイズの大きいファイルは開くのに時間がかかり、ネットワークがオフラインだとファイルがキャッシュになければ開けなくなる また、何らかの理由でアカウントを停止された場合、データを取り出せなくなる可能性がある フォルダを個別にオフライン利用可能(ミラーリング対象)にするには、対象フォルダのサブメニューから切替可能 ミラーリング は オフラインでも利用でき、オンラインになったらまとめて同期される アカウントを停止されても、手元にデータは残る 起動時にホスト側と全ファイルを比較するため、容量に比例してストレージ使用時間が増える、特にHDDでは、起動直後の動作が緩慢になる原因のひとつ Dropboxの無料版もこのタイプ

マイナンバーカードの「照合番号B」とロック

 マイナンバーカードの「照合番号B」のロックについて 照合番号B とは 生年月日 (6桁) + 有効期限の西暦部分 (4桁) + セキュリティコード (4桁) の14桁の数字からなります いずれも券面に印字されているもので、顔認証機器ではOCRで読み取られます 保険証利用などの顔認証では、この照合番号Bを用いて写真情報を取り出す仕組みです (何故不確実なOCRを利用しているのかは謎ですね) この照合番号BのOCR読み取りに10回連続で失敗した場合、照合番号Bがロックされます (照合番号Bのロック解除は、自治体の窓口での解除が必要です) ただ、暗証番号4桁はロックされないので、暗証番号での通過は可能です 参考文献 (pdf)

Google Chrome でファイル名にカンマを含むファイルをダウンロードさせる

 Google Chrome は ContentDisposition の attachment; filename*= にカンマを含むファイル名を指定するとダウンロードに失敗する 対応策 test,aaa.txt のカンマを %2C に置換してエスケープさせるとカンマのままダウンロード可能 ContentDisposition のレスポンス attachment; filename*=UTF8'''' test%2Caaa.txt ; filename="test,aaa.txt" ※filename= はオプションなので、たぶん無くてもよい

Delphi の集合型プロパティを文字列に変換(その逆も)

Delphi の集合型を文字列に変換したり、文字列から集合型へ設定したり プロパティでない場合 SetToString や StringToSet を使うのかも 今回は Font.Style <-> 文字列 をRTTIを用いて相互に変換 uses System.TypInfo; // 集合型→文字列 S := GetSetProp(Memo1.Font, 'Style'); // 文字列→集合型 SetSetProp(Memo1.Font, 'Style', S);

ScanSnap S1500 のローラーを交換(大変でした)

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 ScanSnap S1500 のフィードローラー(排紙側)がベトベト(ベタベタ)になって、ペリペリとローラーから用紙が離れる音がし始めたのでローラー交換(滑りやすい用紙では、スキャン結果が少し傾いているような) 今回のローラー「 フィードローラー 」というらしく、交換は「 とにかく 大変 」という情報がたくさんあり、Aliexpress で調達(1,000円くらい)したものの、憂鬱な日々を過ごしていましたが、とうとう到着してしまったので作業することに(作業時間3時間) Amazonでも入手可能(Aliexpressより安いのもあり) これからローラー交換しようとしている方へ なぜ大変なのかというと、ローラーの付いた軸を外すのに、 ローラー軸全体が見えるところまで分解しないと軸を外す事が不可能 だから (片側からスッと抜いてとか、甘いこと考えてました) 食洗機のポンプ交換 くらい面倒でしたが、ネジではなくはめ込みが多い事が作業を難しくしているような印象です。皆さん苦戦しているローラーは、穴開きのおろし金で解決しました。 今回使用した道具 プラスドライバー(はめ込みが多く、ネジの数は少ないです) マイナスドライバー(はめ込みの爪を外す等) ラジオペンチ(コネクタ抜き) 穴開きタイプのおろし金(ローラー押し込み) ※分解については、こちら( 1 , 2 )に詳しく書いてあり、大変参考になりましたので併せてご確認ください 手で取り外せるところを外す 底からメイン基板の取り外し 配線がタイトなので、少し開けてラジオペンチで慎重にコネクタを外す コネクタ7箇所を確認(後で取り付けのために) サイドの銀パネルを外す 底側からこじ開けるほうがよかったかも、ここで爪が2,3本折れます 反対側も同様に 背面と両サイドを覆っている、コの字カバー(黒)を外す 両側に少し開いて後ろに抜く感じ やっと歯車登場 中央が給紙側ローラー、右が排紙側ローラー、左のネジがベルトのテンション調整(このネジを緩めてベルトを外す) 軸についている歯車を外すには、軸内部のレバーを矢印の方向へ動かしつつ指で引き抜くと軸だけになります このとき、歯車を引き出すのに一番外の板のみをドライバなどで引き上げると、歯車部分が分離してしまうので注意(幸い抜けただけだったので接着剤で補修

PHS等、新スプリアス規格への移行期限(2022/11/30)が延長

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2021/8/3 総務省による変更で、PHSを含む、 新スプリアス規格への移行期限が延長 されました 期限は、コロナの影響という事で "当分の間" 既設設備に対しての延期であり、2022/12/1以降に旧スプリアス規格の無線機は、開設および増設不可となります 未対応設備の更新は、いずれにしても必要です

intel の SSD を使おうと思ったら Intel Data Migration Software が配布終了していた

昔使っていた intel の SSD を別のマシンで使おうと Intel Data Migration Software を探したが、配布終了(intel って SSDから撤退したんだっけ) SSD本体に 8cm CD が付属していたので、中身を確認したら全て pdf 文章!! という事で、クローンツールを探すことに ネット上では EaseUS Todo Backup Free の例が多く出ていたので、インストールするもののクローン関連の操作は全て有料マーク付き(数ヶ月前に有料化されたらしい) 結局、 MiniTool ShadowMaker Free という同種のツールでクローン作成を行いました Freeエディションでは、少なくともドライブごとのサイズを変更したりはできず、ターゲット容量が小さい場合(今回のそれ)、ソースと同じ割合でドライブが作成されました 事業撤退時にはツール類を保存しておきましょう!!

.NET Framework 4.8 で「インストールが正常に完了しませんでした」

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 .NET Framework 4.8 のインストール中に「インストールが正常に完了しませんでした」となって、インストールが完了できない 今回の環境は Windows10 IoT ログはこんな感じ(詳細はもっとあった) Installation Log OS Version = 10.0.17763, SP = 0.0, Platform 2 OS Description = Future OS - x64 MSI = 5.0.17763.2061 Windows servicing = 10.0.17763.2140 CommandLine = C:\fcb272d200efd5ac0e47e8077a\\Setup.exe /x86 /x64 /redist Using Simultaneous Download and Install mechanism Operation: Installing Package Name = Microsoft .NET Framework 4.8 Setup Package Version = 4.8.04115 User Experience Data Collection Policy: Disabled Number of applicable items: 6 RmGetList failed with error: 234 Exe (C:\fcb272d200efd5ac0e47e8077a\SetupUtility.exe) succeeded. Exe Log File: dd_SetupUtility.txt Exe (C:\fcb272d200efd5ac0e47e8077a\SetupUtility.exe) succeeded. Exe Log File: dd_SetupUtility.txt Exe (C:\fcb272d200efd5ac0e47e8077a\x64-Windows10.0-KB4486153-x64.cab) failed with 0x80092004 - オブジェクトまたはプロパティが見つかりません。 . Exe Log File: CBS.log Final Result: Installation failed with error code: (0x800920

TP-Link のポートベースVLAN設定(共通ポートとグループ)

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 TP-Link の VLAN設定をメモ ポート1 を共通として、それ以外を分離 これは簡単、MTU VLAN を有効にして、Uplink Port を共通ポート(今回は1)にするだけ ポート1を共通として「1, 2-4」と「1, 5-8」の2グループを作成 (さっきの MTU VLAN は無効にしておく) 1,2-4 を Shima1 1,5-8 を Shima2 とします ※メニューの「Port Based VLAN」では、共通ポートを設定できません 802.1Q VLAN を開いて、有効化 全ポートと通信可能なグループ(VLAN ID = 1)が初期で存在していて、デフォルトで、この ID = 1 が使われるので、全てのポートが相互通信可能って事です ここに VLAN ID = 2(Shima1 任意) を Port1-4 で作成・追加 同様に、1,5-8 も VLAN ID = 3 で作成します   これで、1-4 と通信可能な VLAN ID = 2 と、1,5-8 と通信可能な VLAN ID = 3 が作成されます 上記を各ポートに適用するため、802.1Q PVID Setting を開いて、2-4 ポートへ 先ほど作成した VLAN ID = 2 を設定します ※Port 1 を選択しないでください、Port 1 は共通ポートなので、ID = 1 のままでよい 同様に 5-8 ポートへ VLAN ID = 3 を設定 各ポートが、802.1Q VLAN で設定した相手と通信が可能になり、設定完了

マイナンバーカードの顔認証は、写真(画像)でも突破可能

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マイナンバーカードを保険証としても使える、オンライン資格確認 端末のセットアップを頼まれて、動作確認していたのですが 試してみたら、写真(スマホの画面に表示した顔写真)でも認証可能でした 悪いことに、マイナンバーカードには顔写真が貼り付けてありまして... 最終的には、暗証番号必須になるんでしょうな

マイナンバーカードのシリアル番号を確認

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マイナンバーカードのシリアル番号を確認 「マイナンバー」と「シリアル番号」は別のものであり、さらにシリアル番号には、「署名用電子証明書」と「利用者証明用電子証明書」それぞれに番号が振られている。らしい 確認には、マイナポータルとは別の JPKIアプリケーション を利用する 以下は、 Androidアプリ や iOSアプリ を用いての確認方法 ICカード通信制御 エラー(E0008) についてお急ぎの方は、4. を参照 アプリを起動して「自分の証明書を確認する」 シリアル番号を確認したい方を選択 カードをセット パスワードを入力してOKを押す ※カードをセットしたまま ←これに気づくのに時間がかかった カードを外した状態でOKを押すと、右側のエラー E0008:00210026 が発生 詳細情報に切り替えて、シリアル番号(16進数)を確認 表示されるシリアル番号は16進数なので、このあたりの サイト を利用すると10進数に変換できる