Snapdragon 810 と 半導体メーカー Samsung の底力

今年登場のスマホCPUを調べてみて

  • Qualcomm の Snapdragon 810 (4+4コア 20nmプロセス) は発熱の問題に苦しみ、製造元を台湾セミコンダクター(TSMC)から Samsung へ切替予定
  • Samsung Galaxy S6 に搭載の Exynos 7 Octa (4+4コア) は、既に14nmプロセスで製造
  • Snapdragon 810 を搭載するスマートフォンは、高い負荷が連続すると処理速度を下げざるをえない状況
  • LG のフラッグシップ G4 には Snapdragon 810 ではなく 808 (2+4コア 20nmプロセス) を搭載
  • 時期 iPhone 搭載の A9 プロセッサは TSMC から Samsung に戻る

Samsung は 14nm プロセス製造で他を大きくリードしており、このまま行くと ARM 系ハイエンドのほとんどを Samsung が製造することになりそうな勢い
(14nmプロセスで Samsung と提携する GLOBALFOUNDRIES との共同製造の可能性あり)

Snapdragon 800 のバランスのとれた好評価と対照的に 810 は、ハズレ的な雰囲気が漂っており、Qualcomm の動きもそれを裏付けている

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