PC9821 V166 の HDD を CFに交換(IDE接続)

どうしても PC98 が仕事で必要な所から、PC9821 V166 が送られてきた
今回は、以前から何故か動作しないアプリの原因究明が指名

送られてきた V166 は、以前に私が設定して送り返した物で、予備としてお蔵入りだったそうだが、起動するとconfig.sys や autoexec.bat で次々とディスクが読めませんエラー

あーーーー、やっぱり寿命か、以前に設定したPC98も、書き込んでもすぐに忘れるという痴呆になり、手元にあった小容量(6GB)のHDDでなんとか対応した事がある
今回、搭載されているHDDは2GB

ということで、IDE接続のHDDを CF(コンパクトフラッシュ)⇔IDE変換で入れ換えようという計画

SDをIDEへ変換するのもあるみたいだけど、IDEを意識した作り、小容量でもソコソコ速度がある?CFを利用してみた

変換基板は、「変換名人 CFIDE-401LA
※V166の場合、HDDを積まない(HDD固定具を取り外せる)のであれば、IDE直刺しタイプでもOK。というか固定場所を決めるのがなかなか大変です(基板ショートに注意)

CFは、「SILICONPOWER 200倍速CFカード 4GB SP004GBCFC200V10
V166のHDD上限は、たぶん8GB (なんだかHDDが4GBとか感覚が狂います)


装着前後は、こんな感じ


変換基板への電源供給は、FDDへの電源コネクタと同じ物を使うため、本体に余っているFDD電源を利用した。あらかじめ本体ディップスイッチ([HELP]キー+電源)で、FDDモーター制御をオフにしておく必要がある
もちろん、HDD電源→FDD電源コネクタ変換ケーブルを利用してもよい

あとは、フツーにHDDとして認識されるので、FDISKで領域確保、FORMATでフォーマット、sysでシステム転送などすればよい

今回は、A:512MB(MS-DOS FAT16)、B:512MB(MS-DOS FAT16)、C:残り(Win98 FAT32)で、DOSとWin98をインストールして、問題なかった。Win98のインストールにかかった時間は、あらかじめB:へディスクイメージを展開した状態で、50分程度でした

体感速度については、元の状態が分からないですが、Win98はフツー、DOSは書き込みが少ない分、やたら速く感じました
駆動部分が電源とCPUファンだけになったため、CPUファンのカスカスいう音が気になり始めた

コメント