パナソニックのビルトイン食洗機のポンプ交換
パナソニックのビルトイン食洗機(NP-P45V2PS)が下記の症状で
- 食器に赤いツブツブ(点々)が付着する
- 洗浄中に排水音がする
- 洗浄中にヒーターが露出しているような沸騰音がする(停止して開けると、シュワワワ)
- 頻繁に給水(給湯)が行われる
- 洗浄時間が長い
- 残菜受けがキレイすぎ(以前は油っぽかった) ←洗浄液が排水側へ流れ込んでる
色々調べたら、ポンプの排水パッキンがダメになり、洗浄時に排水が行われていると断定、年数も経っているのでポンプ(ANP8C-673A)交換を行うことに
ポンプの選定と購入はこちらのショップで交換当時12,000円くらい
質問(私のじゃないけど)に丁寧に答えてくれているショップはありがたいですね
(水位センサーやホースキットも扱っています)
使用した道具
- プラスドライバー
- ラジオペンチ (ポンプ配線と背面の配管クリップを外すのに利用)
- モンキーレンチ (今回は給水配管が短かったので、それを外すために利用)
- 洗面器やバケツ
- 雑巾
- 懐中電灯
- 引き出した食洗機を置く台
交換手順
- 配管の水を減らしておくために、電源オン、スタート→排水音がした所でストップ、電源オフ
- 電源、アース、排水配管を確認してAC電源を抜く(ブレーカーで落としてもOK)
(我が家は食洗機のすぐ下の引き出し奥にありました) - 給水配管を確認して止水(メインの給水を止めてもOK)
(我が家は右隣のシンク給湯配管から分離でした) - 食洗機を引き出し、ポンプ位置(一番奥)を確認
- 底側のネジ(いっぱいに引き出したあたりにもあります)を外し、前面パネルを少し前へ引くと底カバーが外れます※枕があると楽です
- 一番奥のポンプにつながっている「配線コネクタ」「アース」「シャワーゆき配管(ポンプ側)」「排水(給水?)配管(ポンプ側)」を取り外します
配線コネクタは両側を押さえて引っ張りますが硬いので押さえつつラジオペンチで引っ張ると良いです、アースは金属部分を引き抜くだけ
配管を抜く時、500ccくらいの水が落ちるので、洗面器などで受け周りを拭いておきます
配管とピンが食洗機を閉じる時に干渉しないように内側に向けておいて、食洗機が閉まるのを確認 - 両サイドのカバーを取り外します
- 食洗機を閉じた状態で引っ張ると、前面カバーが固定されていない(底面カバーが無いため)ので、少し開けて枠を引き出しますが 一気に引き出さない!!
背面につながっている「電源」「アース線」「排水管」「給水管」が短い可能性があるので、2,3で確認した配管やケーブルが引っ張られてないか確認しながら、少しずつ引き出します
※我が家は給水管が完全に引き出せる長さに足りなかったので、止水後、接続部で外しました(雑巾などで水を受けましょう) - 食洗機の高さくらいの台があると便利です、特に全面のパネルは底部より下に飛び出ているので、直接床に置くと破損する可能性があります(台が無い場合は、全面の化粧パネルを外しておくとよいのかも)
- 背面のネジを外します
- 各部の位置を確認して、排水管を外し雑巾などで水を拭き取っておきます
この時、水位計のネジ(左の矢印あたり1本)を外しておくと作業がしやすいです - ポンプを固定しているネジ2本を外して、本体側に残っていればゴムも取り外します
ポンプにつながっていた管3本が確認できます - 交換後、排水側(白)とネジを元通りにして、底部に水が残らないよう拭き取ります
- 背面パネルを取り付け、本体を元の位置に戻し、本体を引き出した時に外した配管などを元に戻します
底部からポンプへの配管2本(黒)、ケーブルとアースをつないで、水分をよく拭き取る - 底面カバーを取り付ける前に試運転(予洗)を行います、終了したら底部の接続部にティッシュなどを当てて漏れがないか確認の後、底面カバーを戻し完了
交換したポンプ
古い方のパッキンが失われていました
中に発泡スチロールが入っていて、浮くとスイッチを押す仕組み
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