FMC対応PBX(日立)にはトンデモ仕様が存在している

携帯電話をPBX内線として利用する、FMC機能
PBXのカタログでは、FMC対応と謳っているが、機能によって使い物にならないモノがある

内線番号による発着信については、「ダイヤルイン着信」と「仮想内線番号→転送」を利用して行うことが可能。コレはFMC機能というより元々ある機能の流用

問題となるのが、外線着信を固定電話機等で鳴らして、FMC端末で応答する、着信ピックアップ応答や放送への接続
フツーであれば、外線と紐づけしたFMC端末で「FMCゲートウェイ番号 + 機能特番(ピックアップ特番等)」へ連続ダイヤルすれば、PBXへダイヤルイン着信として「機能特番(ピックアップ特番)」が送られ、目当ての外線をピックアップする事が可能

しかし、この機能、日立のPBX(CX-01 や MX-01)は、ダイヤルイン着信で呼び出せるのは内線のみで、ピックアップ応答や放送などの機能特番は、DID(ダイレクトインダイヤル)着信の二次応答後にPB信号を送る事でしか行えない

つまり「FMCゲートウェイ番号 + DID呼出番号」の後、二次トーンを聞いてダイヤルパッドに切替、「ピックアップ特番」を送信
という、とんでもなく面倒な作業が必要になる
※ソフトポーズ(,)を入れて登録した場合、ワンアクションで済むが 2秒以上2次トーンを待つことになり反応までにかなりの時間を要する

これって、仕様に
局線、内線着信のピックアップ応答や放送などの機能特番は、ダイヤルイン着信番号またはサブアドレス着信番号で行う
と書かれたらアウトって事w

設計ミスではないのかね...

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