2015/08/20

ヤマハの音声ゲートウェイで、PBX内線着信

今更ですが、ヤマハの音声ゲートウェイ内蔵ルータで 「拠点番号 + 内線番号」 形式で呼び出して、PBXのダイヤルインやサブアドレス着信(RTV700のみ)で、内線番号まで呼び出してみた
※この説明の構成は SIPサーバ RTV01 を使用しません


仕様による制限?と思った所を先に記述

その1
 「拠点番号 + 内線番号」 で運用するには、いわゆる ##(プレフィックス変更可) で方路分けされる、電話帳を使用しないタイプで発信することになる。そのため、netvolante dns を使用しない場合(VPN内での運用など)、dns static コマンドで 拠点ドメイン(番号) = IP等を記述するか、DNSサーバを立ててやる

その2
「内線番号」にあたる部分の桁数は、予め決めておかなければならず、拠点ごとに桁数が違ってはならない
これは、発信側 sip netvolante dial figure の仕様(内線番号に当たる部分の桁数を指定)によるもので、
拠点番号 100 の内線番号 1234 を呼び出す場合(プレフィックス ## の場合)
##1001234
のようになるが、 sip netvolante dial figure 4 を設定した場合、
sip:1234@100.tel.netvolante.jp
と分解されるため、拠点番号に当たる 100 は桁数の変動に対応できるが、内線番号の桁数は変動できない。少ない桁で発信(##100123)した場合、sip:0123@10.tel.netvolante.jp と解釈されてしまう。
拠点ごとに内線番号の桁数が違う場合、最大桁数の拠点に合わせてダイヤルする必要がある
※pbx 側は、ダイヤルインやサブアドレスの 0123 を 123 と解釈できるのが一般的である


今回の仕様
## + 拠点番号 + 内線番号(4桁) の形式で発信して、着信側はダイヤルイン or (INSの)サブアドレスで内線を展開する

発信側の設定
sip use on ←コレがないと動きません
sip netvolante dial figure 4 ←内線番号にあたる sipユーザー名の桁数を指定

閉域で利用する場合
sip netvolante dial domain hostname
dns static a 100.hostname 192.168.100.1 ←拠点番号(100) = 192.168.100.1
:

または(動作未確認)
dns static a 100.tel.netvolante.jp 192.168.100.1 ←拠点番号(100) = 192.168.100.1
:

着信側の設定
アナログポート1 へモデムダイヤルインで、内線番号4桁を送出する場合
analog sip arrive incoming-signal 1 1 lastdigit modem 4

アナログポート2 へPBダイヤルインで、内線番号4桁を送出する場合
analog sip arrive incoming-signal 2 1 lastdigit pb 4

PBXポート(BRI, ST点)へ、ダイヤルインで、内線番号4桁を送出する場合(RTV700のみ)
isdn sip arrive incoming-signal 1 lastdigit number 4

PBXポート(BRI, ST点)へ、サブアドレスで、内線番号4桁を送出する場合(RTV700のみ)
isdn sip arrive incoming-signal 1 lastdigit subaddress 4

いずれの場合も、sipユーザー名(内線番号)が変動するため、sip名やsip番号での着信制限を行ってはならない


発信から着信までの流れ
  1. ##1001234 をダイヤル
  2. sip:1234@100.tel.netvolante.jp で発信
  3. 100.tel.netvolante.jp へ到達
  4. sipユーザー名 1234 の末尾4桁を PBXへ渡す

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